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資格による給料さってあるの?

ひとくくりに看護師といっても、正看護師と准看護師で取得する資格が異なります。

また、正看護師の中でも、専門看護師や認定看護師といった特別な資格を持つ人もいます。では持っている資格によって、給料差はあるのでしょうか?この記事では資格による給料差についてご紹介します。

① 看護師の資格の違いと給料差

看護師は正看護師と准看護師で持っている資格が異なります。
正看護師が持つのは看護師国家試験の合格で得られる「国家資格」です。一方准看護師が持つのは各都道府県が許可した免許で知事試験に合格すると得ることができます。

また、業務内容も異なっており、准看護師は医師や看護師の補助行うことが目的で、出来ることに制限があります。
勤務時間が同じでも業務内容が異なっているため給料差につながります。平均的に正看護師と准看護師には年収で見て70万円以上の差が出てしまうというデータがあり、正看護師のほうが給料は高くなっています。

② 専門看護師や認定看護師資格を持っている場合の給料差

正看護師の中には、専門看護師や認定看護師といった特別な資格を持つ人がいます。
これらの資格は、ある特定の専門分野に関する知識や技術を持ち、資格取得には実務研修や大学院への進学が必要になります。業務内容も看護ケアの提供だけではなく、医療現場での教育や医療体制の調整も行う必要があります。仕事量が多く責任の伴う立ち位置になることから資格を持っていることで、給料がやや高い傾向があります。

しかし病院によっては資格手当がないところもあります。
また、専門看護師は日中の業務が多く夜勤が免除される場合があり、それによって夜勤手当がもらえない場合もあります。資格を取得しても、取得前と給料がほとんど変わらない人も少なくありません。


以上のように看護師は資格によって給料に差が発生する場合があります。

資格による給料差だけではなく、働いている地域や卒業した学校によって給料差がある可能性もあります。例えば首都圏とそれ以外の地域では扱っている病床や通院者数の差から、首都圏のほうが給料が高い傾向にあります。

また、大卒か専門卒かで給料に若干の差が発生します。大卒のほうが専門性の高い知識を学ぶため給料がやや高いです。
しかし卒業後の働き方やキャリアアップで変わってくるので、専門卒だから大卒より給料が低いと決めるけることはできません。